【浜松まちなか】FM Haro!『Enjoy！こまたすライフ』6月の番組紹介☆

この番組は、毎月第２木曜日の11時（再放送　第２土曜日　8時）遠鉄百貨店北側の「UP-ONスタジオ」からの30分の生放送です。

こまたす推進プロジェクトに協賛してくださるゲストをお招きし、アクティブシニアの方、高齢の方、障がいのある方の、お住まいでのお困りごとやお悩み事を解決する、糸口になる情報を中心に、身近な生活にもお役に立つ情報を発信する番組です。

 

私達は障がいのある人達の福祉、とりわけ視覚障害のある人達の「生きる」を中心に、社会を「すべての人達に生きやすい社会に！」するための社会づくりの活動をやっています。
平成8年より浜松市中央区半田町と中区蜆塚とスリランカ、そして令和４年から浜松駅近くの鍛冶町で、面白い活動を25年以上楽しく続けている事業所ウイズの事を知っていただき応援していただければ幸いです。
まず私の自己紹介。本業は視覚障害者の使う道具、白い杖やゲームや生活用具の開発と全国への普及を45年間やっています。（浜松 盲人福祉研究会）全国的な活動をする中でいろいろな視覚障害のある人達の生きざまに出逢いました。鍼灸マッサージの技術で自活し、福祉活動のリーダーとして活躍する人達。
大学まで出て素晴らしい能力・技術を身につけながら就職できず、その力を発揮できずくすぶっている人達。見えないだけでなく他の障害を併せ持つため行き場が無く、家や施設に閉じ込められ一生を過ごす人達。そして人生の途中で視力を失い、自信を失い、職と収入を失い、人生の希望まで失っている人達。視覚障害者の音楽家・弁護士・教員などもいますが、例外的なのです。
平成8年に行き場の無い人達の目的の場として作業所ウイズ・WITHを設立、20年の時を経て現在は半田・蜆塚両施設、そして鍛冶町合わせて約60人の障害のある人達が仕事や訓練を楽しくやっています。
また、「視覚障害リハビリテーション」の提供施設として、見えなくなった方々に視力を使わずに歩行・家事などの日常動作ができる様にする訓練や練習を実施しています。
ウイズは、障害のために社会へ出られない人達に「社会へ出よう！」と背中を押し、同時に障害者が街に出た時に自然体で受け入れられる社会づくりをやっています。
他県にも同様の活動や、拠点づくりが広がっています。あなたの周りに「見えない・見えにくい」で困っている方がいらしたらウイズにまずご連絡下さい。一緒に（WITH）考えましょう！
令和６年６月１３日 代表理事 斯波千秋様