若者が考えるまちプロジェクト、12月定例ミーティングを開催しました!
- 2025.12.13
本日も当協議会の活動報告をご覧いただき、ありがとうございます。
先月に引き続き今回も学生メンバーが記事を書いております!
12月10日、学生メンバーを対象にした定例ミーティングを開催しました。
今回はアイディエーションと企画作成をおこないました。

より具体的なプランにするために…
企画を考えていく際に重要となるのが
- 主人公 (誰のために)
- 方針・理想(なぜ/何の目的で実現したいこと)
- エリア
この3つの要素と
- アセット(何を使って/どうやって)
を掛け合わせて考えていくことにより、プランをより具体的にしていきました。

まず「主人公(ターゲット)」を明確に
ターゲット像を細かく考えるワークがありました。
例として挙がった人たち
高校生/大学生/事業者/教員/働く人/ファミリー層/高齢者/観光客/ペット世帯 etc.
どの立場の人が主人公になったとき、課題はどう変わるのか?
そこを丁寧に掘り下げることが企画の出発点。
「何のために?」を徹底的に
次に、ターゲットの「動機」を探ります。
例として出ていた動機
- 街を楽しみたい
- 自信や自己効力感を得たい
- 新しい経験をしたい
- 挑戦したい
- つながりが欲しい
- 収入や資源を得たい
- 子育ての不安を減らしたい
- 休息したい など
ここが浅いと、ありきたりな企画に陥ってしまいます。
アイデア発想のコツ「かけ合わせ」
面白い企画は、身近な要素の「新しい組み合わせ」から生まれる。
スライドで紹介されていたキーワード
冷たい/美しい/学べる/感情のある/映える/音楽/港/フィットネス/祭り etc.
例えば…
テーマ:「伝統工芸の衰退」
伝統工芸 × カードゲーム
→ 子どもたちに伝統を楽しく知ってもらいたい
実際に青森県での、漁師をカードゲーム化して盛り上げた事例が紹介されました。
収集欲(コレクター要素)×漁業の現状×遊び がうまく融合した例です。
これらのステップを重ねていくことで、学生たちのプランがよりはっきりと定まっていきました。
学校ではなかなか学べない興味深い分野なので思わず時間を忘れて入り込んでしまいました!
回数を重ねるにつれ、メンバー同士の繋がりも深まっていき議論もより白熱しているように感じます。
まちを盛り上げる仕事
若者が考えるまちプロジェクトでは、グループ活動以外にも、企業との連携でまちを盛り上げる活動を
行っている学生がおり、活動の参加を呼びかけていました。

浜松いわた信用金庫企業のSNS運用を学生目線で一緒に考えていく企画です。
学生ならではのユニークな視点が活かせるチャンスで、実践的な学びにもつながりそうですね。

こちらは遠州鉄道・高速バスの乗車体験を紹介する企画です。若者メンバーは無料でバスに乗車し、企業のアンケートに回答します。せっかくの機会なので、メンバー同士で小旅行を楽しむのも良いかもしれません。

こちらは、SBSラジオの企画づくりに挑戦するプロジェクトです。積極的な意見交換が行われており、
若者ならではの熱量とアイデアが存分に発揮されています。
懇親会
最後はみんなで懇親会。
今回はおいしいお弁当が配られ、班のメンバーと意見を交わしながら、和やかに食事を楽しむことができました。リラックスした雰囲気の中で交流が深まり、有意義な時間となりました。
学生向けイベントの告知をするメンバーもチラホラ…。
プロジェクト以外でも積極的に活動していて頼もしい限りです。

浜松学院大学の先生からイベントのご紹介も♪

プロジェクト実行にむけて…
回を重ねるごとに、活動の熱が一層高まり続けています。
若者ならではのエネルギーと創造性を全力で発揮し、より良いまちを自分たちの手でつくり上げていく。
その強い想いが、一つひとつの取り組みを動かす原動力になっています。
今後の活動も随時報告してまいりますのでぜひお楽しみに!